2015年10月15日 速報 東洋ゴム工業製の鉄道用ゴム製品の不良について

 報道によると、東洋ゴム工業が販売した鉄道用防振ゴムのうち、少なくとも2005年以降に納入した製品の一部に同社の検査基準を満たさなかったもの、または検査自体を省略したものが混じっていたという。東洋ゴム工業は検査に不備のあった自社製の防振ゴムがどの鉄道事業者、軌道経営者に納入されたかを明らかにしていない。しかし、製造を担当した子会社の東洋ゴム化工品の資料を見ると、JR東日本のE231系通勤形直流電車500番台(山手線用)、JR東海の700系・N700系新幹線電車(ともに東海道新幹線用)の恐らくは一部に使用されているようだ。加えて、2015年10月15日付け毎日新聞朝刊によれば、レールとタイプレート(レールとまくらぎ、スラブとの間に入れる締着用鋼板)との間やタイプレートとまくらぎとの間などに挿入する軌道パッドも含まれていたとある。
 国土交通省に対して東洋ゴム工業は「緩衝材であるために安全性には問題はない」と伝えたという。現に存在するどこかの国の政府の言い分のようで呆れてしまうものの、この件に関する追及は行政各位や報道各位に任せたい。
 問題となっている防振ゴム、軌道パッドとも日本工業規格(JIS)で基準が定められた部品である。防振ゴムは「鉄道車両-防振ゴム通則」と銘打ちJISのE4710として、軌道パッドは「緩衝用軌道パッド」と銘打ちJISのE1117として参照可能だ。筆者の手元にも両規格書はあるが、取り急ぎ詳細は省かせていただきたい。
 これまで起きた列車事故やインシデント、トラブルのうち、防振ゴムや軌道パッドが原因の一つではないかと筆者が考えているものはいくつかある。製造元が不明という前提で以下のとおり挙げておく。

防振ゴム
・2011年5月27日にJR北海道石勝線で起きた列車脱線事故。
・2013年にJR北海道のディーゼル動車が起こしたトラブルの一部。
軌道パッド
・2015年8月9日にJR東日本東北新幹線で起きた車両の窓ガラス破損。
  • 2015.10.15 Thursday
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